東京という楽園
どうもお久しぶりでございます。
最近機会があって、楽園追放と劇場版PSYCHO-PASSを見まして。
詳しい内容や感想はいろいろな方がアップされてるかと思いますのでそちらに譲り…。
どちらの作品も、近未来〜未来の、管理下ではあるがまさしく楽園のような世界がベースかな、と思いまして。
その楽園からはじき出された、はじき出されざるを得なかった人々のドラマとでもいいましょうか。
さて舞台は変わって現代の東京。もちろん東京には世界一の都市規模とも言われるメガロポリス故の諸問題があり、例えば朝晩の想像を超えるラッシュにはじまり、貧富の格差等など、多々の問題があるのは体感しております。
しかし東京から遠く離れた地方都市出身者にとって、何だかんだ言ってもやっぱり東京は恵まれているよなぁ、と東京に移り住んで7年目の人間ですが思うわけです。
上記2作品を鑑賞中、または見終わった後にもしかして、今ここにいる東京という都市は日本における楽園であるが、その楽園たる均衡は、実は危ういバランスの上に成り立っているだけなのでは…などという思いが頭をよぎりまして。
20年とちょっと前まで日本国民にあった「安全神話」のように、はっきりと言語化はされていないけど、何となくの人々の共通認識として、少なくとも10年20年スパンではこの楽園たる東京は維持されるだろう、と。
悲観論者や陰謀論者よろしく東京は既に○○だ〜などと言うつもりは毛頭ないし、そうなっては欲しくないと願ってますけどね。
あと世紀末のジャンプによくあった202X年ディストピアTokyoのようにもなって欲しくはない(苦笑)
<以下話がまとまらなくなって別立てメモにしようと思ってた雑文Tips>
電子化といいますか電脳化は、2000年代初頭でも想像が付かなかったレベルで進んでいるのではないかな、と。
都内を電車で移動したり街を歩く人々を見れば、1人1台高性能コンピュータと言えるスマホを持ちそれを自然に扱っている。
昨今ビックデータという言葉がよく聞かれるようになったが、裏を返せばプライバシー情報とも密接に関わることも。
例えば今では当たり前に人々に受け入れられている監視カメラも、10数年前は相当議論があったように思う。ここ最近で言えば、IC乗車カードSuica情報の扱いやTポイントの騒動など…。
※私自身は別に過剰にプライバシーがどうとか、ビックデータが気持ち悪いと感じている方ではない。むしろ一例として手持ちのPASMO乗降情報で普段よく利用する路線が増発などの改良されたりすれば嬉しいし、私鉄系カードのポイントも、ある程度情報を渡してサービス改善してくれることへの対価かな、と思っている。
プライバシー情報とも密接に関わるということは、使いようや取り方によっては管理下に置かれているともいえはしないだろうか。
2015年元旦からシリーズで放送されたNHKスペシャルの近未来予測番組のような世界も十分ありえる未来ですよね。